今日も
「暑いですねー。」
という挨拶が心を込めて言える一日でした。
エステルの周りでも暑すぎて体調を崩している人が少なくありません。
車は,きちんと整備してあれば安全な乗り物ですが,使い方を誤ったり整備が不十分だったりすると,危険なものとなりかねません。ある面で,地球についても同じことが言えるようです。
科学者は,人間が地球の大気と海洋を変化させているため,自然災害の規模と頻度が増大し,地球が危険な場所になっていると言っています。
どうやら平たくいうと,地球の使い方が悪いので地球がこわれて,危ないということのようです。
人間の活動が自然災害の規模と頻度にどれほど影響を与えているかをつかむには,原因となる自然現象について幾らか理解しておく必要があるようです。例えば,台風はどのようにして発生するのでしょうか・・・
地球の気候システムは,太陽エネルギーを変換して供給する機械に例えることができるようです。熱帯地方が太陽熱の大半を受けるので温度差が生じて,大気が流動します。地球の自転によって,この湿った空気の流れが渦になり,その幾つかは低気圧に,さらにその一部は発達して台風となります。
熱帯低気圧の動きを見ると,たいてい赤道から北か南の温度の低い地域に向かっています。そのようにして,低気圧は巨大な熱交換器として働き,寒暖の差を少なくしています。このシステムの“ボイラー室”とも言うべき海面の温度が上昇して27度くらいになると,熱帯低気圧は十分のエネルギーを蓄えて,台風へと成長していくようです。
そのボイラー室がだいぶ壊れているので,危ない台風が増えているという事らしいです。
じゃ,海面の温度の上昇を抑えるために,ボイラー室を正常に保つために人間はどうしたらいいのでしょうか?
複雑過ぎてよくわかりませんが,一つは温室効果ガスの放出を抑えることが必要なようです。
でも・・・・
多くの先進工業国は温室効果ガスをどんどん放出しています。排出ガス削減を先送りにするのは
「病気が進行しているのに治療を拒むようなものである。後で必ず,より大きな代償を支払うことになる」
と,分かっているけどできません。みんな暑すぎるのは嫌なのにできません。
その代償について,災害の被害軽減に関するカナダの報告も
「気候変動は,国際社会の歴史上,最も大規模かつ広範な環境問題であると言えよう」。
と言っています。
歴史上・・・・・・やっぱり物凄い大問題です。
とはいえ現在,国際社会は,人間の活動が地球温暖化の一因なのかどうかについてさえ意見の一致を見ていない。つまり
「人間が原因じゃない!」
っていう意見もあると言う事らしいです。
そのようなわけで,対応策は言うに及びません。
こまったことに地球はこれからもっと暑くなりそうです。
今日の楽しい気持ち
地球そのものは素晴らしい!
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Jhon (月曜日, 15 7月 2013 09:29)
厚い話です。 おっしゃる様に今の世の中は理に適っていないと思います。 その内大きなしっぺ返しが来るのでしょう。
今の、医療、介護保険、年金制度やらも、理に適っていません。
・・つまり、結局大きな破綻が来ると個人的に思います。
自分の身は自分で守れ・・・か?
今回は篤い話ですね。
ark (火曜日, 16 7月 2013 00:43)
ジョン
暑かったので,熱くなって,厚く,篤い話を書いてしまいました。
らしくなかったかな?