北条に行って来ました

予讃線 動いている電車だって撮影できるようになりました!
予讃線 動いている電車だって撮影できるようになりました!

 

 

 宇和島を出発してすぐからエステルはずっと寝ていました。気が付いたら北条駅に到着するちょっと前でした。夫よご苦労ご苦労。

 

 横を予讃線が通ったので綺麗に撮れないだろうなと思いながら,パシャリと撮ってみました。意外と綺麗に写っているーー!!車のガラス越しですよ!偶然の奇跡の1枚です。

 

 愛知に住んでいる「友人」と言ってはおこがましい存在の人です。

67歳のI大先生です。エステルが尊敬してやまない人です。以前,野村に住んでいて,ずいぶんお世話になったI大先生が,北条の友人Mの引っ越しを手伝いに愛知から北条に来るから,日曜日に野村で会わないかと電話を下さいました。あいにく日曜日は「春音」ライブで,野村に行けません。でももう,生きているうちに会えるのは最後かもしれないと思い,北条の駅に到着する時間に会いに行くことにしました。

 

 I大先生の友人Mさんにはお会いしたことが無いので,どんな方かわかりません。Mさんが迎えに来ることになっているのかいないのかも知りません。私たちが駅まで行くとI大先生に伝えているので,I大先生がMさんにはお迎えに来なくていいよと伝えているかもしれません。

 でも,なんとなくあの方なんじゃないかな?という人が北条駅で誰かを待っていました。その人は最初の電車では待ちかねている人が降りてこなかったみたいで,肩を落として車に帰ってきました。次の電車が付くころまた,そわそわと駅に入って行きました。

「Iさんのお知りあいですか?って,きいてみようか?」

と夫と相談しているところ,ちょうどI先生が駅から出てこられました。やっぱりその方が友人Mさんだったのです。

 

 駅の前で4人で自己紹介をし合うと,Mさんが,

「うちでお茶でもどうぞ」

と誘って下さいました。車について来てくださいということで,二台が連なってM邸に向かいました。皆で外食でもできたらいいねと考えていたのですが,意外な展開になりました。

 

 到着したM邸は庭に花が沢山咲いてる素敵なお家でした。

 お茶でもって言われたのに,友人Mは私たちにも食事をもてなして下さいました。ご主人を亡くされて,家を後にしてI大先生の近くに引っ越すのだそうです。40年来の親友と,ご近所で助け合いながら住めるっていいですよね。

 

 話は尽きませんが,松山での用事の時間になりました。後ろ髪をひかれる思いでM邸を後にしました。花が沢山咲いている庭の前で,二人はずっと見えなくなるまで手を振ってくれていました。

 

 Mさんが71歳,I大先生は67歳。私たちよりずっと元気で目標を持って生きています。

 

今日の楽しい気持ち

凄い人はずっと凄くて,楽しい。

Mさんがちゃちゃーーとつくってくれたごちそう。
左からMさん,I大先生,エステル
伊予灘のサービスエリアの男子トイレに避難している燕。夫撮影
伊予灘のサービスエリアの男子トイレに避難している燕。夫撮影