着物

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 午後10:00くらい,ほんのさっきの話です。車から降りて,アパートの寂びれた鉄の階段をカンカンいわせながら上ると,ちょうど裏の山の上,山の高さの三分の一の距離高いところに月が見えました。いいバランスです。黄金色で,絹の帽子をかぶったように周りが薄ぼんやりしているのに,くっきりした月です。「私,昨日満月やりました。」という得意げな顔をしています。ああ綺麗・・・と思って足を止めて見上げていると,黒い煙のような雲が濃く薄く順番に,月をなでるように右から左に移動します。すぐにまた月にお会いできるだろうとしばらく足を止めて待ったのですが,雲が一向に切れません。荷物も重いし,諦めてまた,カンカン階段を上りました。ちょっとだけ見えるのがいいのかもしれません。

 

 月の満ち欠けと関係した大事な記念行事が26日にありました。ジャパンです。着物です。美しいです。お顔をお見せできなくて残念です。でも逆にお顔が無い方が着物の美しさが強調できてよかったかもしれません。

 S姉さんが,柄にもなく日本舞踊の藤間流の師範代とやらで,着付けはバッチリしてくれるのですが,エステルはそこまで気合が入らなくて今年は(も)やめました。干したりするのが面倒だと考えてしまうのは年のせい?来年は面倒がらずに着ようかな。着物はやっぱりいいですね。

 

今日の楽しい気持ち

民族衣装は楽しい

今日の保手川沿いの桜
今日の保手川沿いの桜
なかなかこの美しさが撮れない。
なかなかこの美しさが撮れない