それぞれのお住まい

さて,どこのお城でしょうか?
さて,どこのお城でしょうか?

これはどこのお城でしょう?

愛南町にある老人介護施設です。ここで,1914年生まれの祖母がお世話になっています。

「松尾峠」という歌の歌詞に出てくる「まっすぐに生きたら人は幸せになれる」とエステルに教えてくれた祖母です。

食べたり,話したりできないのですが,胃瘻という胃に管を通し、食物や水分や医薬品を入れる処置を受けているので生きています。今年で99歳です。お城の御姫様です。

 これはエステルの個人的な意見ですが,エステルには延命処置を施さないで欲しいと夫や娘に言っています。書面にもしています。


 次にここから,7キロほど高知に向かってもうひとつの施設に向かいます。ここは,打って変わって一般庶民の平屋の長屋風の造りです。ここでは母がお世話になっています。今日はご機嫌が良く,終始笑顔でした。

 母は祖母が認知症になって自宅で介護しました。限界が来て父に施設に入れて欲しいと頼んだのですが,父の「家で看てやって欲しい」という願いを酌んで限界を超えて頑張りました。

17年頑張りました。

そして,限界の限界が来て施設に祖母を入れた途端,緊張していた糸がぷっつり切れたように自分が認知症になりました。

 家族が認知症になった場合,あまり頑張りすぎないで,いろいろな施設を利用することも知恵の道かもしれません。

 

 母がお世話になっている施設は一人の患者に一人の職員が付いてくださっていて,マンツーマンです。お世話が行き届いています。職員の方全員が笑顔で施設全体が暖かーい感じがします。ちなみにこの長屋のお家賃は1か月約10万円です。お城の方が安くて約5万円です。

 

 そんなわけでエステルは血統書付の認知症予備軍です。間違いなくボケます。ボケる自信があります!夫が上手に面倒を診てくれるでしょう。そんなお金がないし・・・

 

今日の楽しい気持ち

それぞれの施設の違いが楽しい。


お城の門
お城の門
お城の廊下
お城の廊下
日当たりの良い母の部屋。ご機嫌なポーズをとる母の手と父と夫
日当たりの良い母の部屋。ご機嫌なポーズをとる母の手と父と夫
おまけ。又,真ん中でワロテルやん。
おまけ。又,真ん中でワロテルやん。

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    ジョン (木曜日, 03 1月 2013 21:37)

    ボケて僕の事も分からなくなったエステルに
    会いたくはありませんね。
    あ、僕の方が先かな??
    脳が衰えるのは、体と歯からではないでしょうか?
    (自論)
    お互い大事にしましょう。

  • #2

    エステル (金曜日, 04 1月 2013 00:29)

    ジョンの事が分からなくなっても
    ジョンがギターを弾いてくれたら
    唄うと思う。

  • #3

    えちじぇん (金曜日, 04 1月 2013 21:56)

    なんか二人のコメントが泣けますね・・・。
    お城の施設には仕事で行くことがあります。(玄関近くだけですが)
    7キロ先の長屋???どこだろ?かなり金額に差があるんですね?
    広域の施設はやはり安いのかな?
    幸せなことに私の両親も、伊織さんのお母さんもまだ誰も認知症では
    ありませんが、エステルの話は他人事とは思えません。
    特に実家の両親は側に居ない分、とても気にかかりますね。
    形は様々ですが、おばあちゃんもお母さんも大切にしているエステル
    には本当に頭が下がります。大変でしょうけど・・・ね。
    (●'д')bファイトです!

  • #4

    エステル (土曜日, 05 1月 2013 19:49)

    えちじぇん
    嬉しいコメントありがとう。
    あ〇ぼ〇温泉というところがあるのですが
    その近くにある施設ですよ。
    祖母の方は胃瘻で食事がいらないので安いのかも・・・
    ご両親近くにいないと気になりますね。