「夜桜」の話

あの歌は

娘が産まれた時のことを唄っています。

 

「お産の時に女の価値は分かる。

わめいたり,叫んだり絶対しないように。」

と教育を受けました。

〇○家の名誉にかけて

声なんか出さないで産もうと決意しました。

良く考えると,元々名誉なんか全然ない家柄なのに

痛かったけど声を絶対出しませんでした。

 

お産に27時間半かかりました。

結局自力で産めなかったので

最後は,トイレが詰まった時に使うような吸引器を

赤ちゃんの頭にくっつけて引っ張り出して

子宮やその他,裂けたので

19針も縫ってもらいました。

途中で

「まだでしょうか?」

と質問した位,長い時間かけて

縫ってもらいました。

その後

いろいろ機械を付けられて

「今夜が峠です」

と言われました。

「んなあほな!」

と思いました。

死ぬ気はしなかったけど

かなりのダメージを受けたのは確かです。

死ぬ寸前ですから・・・

 

やっぱり,痛い時は痛いと言った方がいいし

声を出した方が力も入るし

良いお産ができると思います。

 

5人産んでいる友人は,お産のプロです。

5人目の時は飴玉を口に入れて

分娩室に入り

飴がなくなるまでに産んだと

豪語していました。

 

今日の楽しい気持ち

それでも,全部の痛みがぶっ飛ぶ位,赤ちやんはかわいいので

お産は楽しい。