バスガイドは生きるためにする仕事ではないと思います。
仕事をするために生きる仕事の一つです。
エステルは,いまだに彼女達を心から尊敬しています。老若男女,知識人から酔っ払いまで,あらゆる人を対象に,愛と笑いと涙と情報を与えます。しかも,広範囲な地理を熟知し,その場所場所に合った,深い歴史や,最新の情報を,歌を交えて揺れるバスの中で,カンカン照りの城山で,雨の日の砂浜で,ハイヒールを履いて,総合的に案内します。しかも全部頭に入れて・・・・。朝も,牛乳屋さんより早い出勤が多いです。夜は運転手さんとお酒も飲んで,怖い旅館に泊まって,次の日も案内して,夜中に車庫に着いたらバスの掃除をします。
1年目は市内観光だけなので楽しくてしょうがないですが,2年目から泊りの仕事が多くなって・・・
歌が唄いたいなんて中途半端な動機で続けられる仕事ではない上に,
友達が休みの時は絶対仕事だし。夜も家に帰れないし。お酒は飲めないし。方向音痴だし。
結局挫折しました。
自分はサザエさんみなたいな普通の生活がしたいんだと
気付きました。
そして結婚しました。
短大の時の先生も,短大を卒業してバスガイドになった人はあまりいないみたいで気にしてくれていたようで,仕事を辞めた後,「バスガイドをやめたと聞いたけど,病態栄養学の研究室の助手の仕事が期間限定であるんだけど,やらないか。」と連絡を下さいました。
生きるためにできる仕事だと思ったのでやりました。
親も口をきいてくれるようになりました。
バスガイドよりだいぶ簡単な仕事でしたが,これまた自分には向いていなくて,独房に入っているような感覚を味わいました。研究室とかも,無理です。期間限定で良かったです。
期間が終了しました。ではさようなら。ということをしないところが
母校の憐れみです。〇○小学校の栄養士の仕事を与えられました。
これも,バスガイドに比べたら随分楽な仕事で,生きるためにできるいい仕事でしたが,妊娠したのでやめました。
栄養士は資格さえあれば誰にでもできるけど,子供の母親は私にしかできないと思いました。
そんなこんなで
結局何も続かないのです。
今日の楽しい気持ち
写真を探していて いろいろ懐かしかった。
コメントをお書きください
ジョン (水曜日, 19 12月 2012 09:55)
今と全然変わらんね。でも相変わらず主役やね。笑
えちじぇん (水曜日, 19 12月 2012 12:24)
すげー、真ん中でワロテルやん・・・御姫様。
まじめなんかちがうんか、わからんのー。あはは。
エステル (木曜日, 20 12月 2012 00:09)
主役,真ん中 御姫様・・・・
そうか,そう来たか。
写真に生き方が現れるのですね。
これではいけません!
心の純真さはお姫様でないといけませんが
人との関係においては奴隷でなければなりません。
ジョンがいつも言うように
謙遜でなければならないのです。
人に仕ええる精神を培いたいと常日頃思っています。
今の私は少し変化したと思います。
と思って最近の写真をみると・・・
やっぱり真ん中でワロテルやん!!!
あかんやん!!!!
今一度決意しました。
謙遜になりたいと思います。
真面目です!
そこは本当です。
マイケル (木曜日, 20 12月 2012 00:36)
謙虚、良い事です。
でもすぐに忘れて、ジョンより一歩前に出ている
エステルが目に浮かびます。
エステル (木曜日, 20 12月 2012 00:44)
流石マイケル。
その現場が録画されていたのですよ!
偶然!
この前のペペのライブの「よしお」さんの1曲目。
ジョンがエステルのピアノを一生懸命片付けて・・・
片付いたころにエステルが近づいて
「ジョン片付いたの?あっちに行くよ!」
と指で指図しているのです。
このお姫様どうしたら矯正できるんでしょうか?